2017年8月9日 (水)
4月に人工骨を使用して、骨造成行ったインプラントの2次オペをしました。
右上小臼歯部一本なので、切開を最小限に抑え、インプラントの頭の大きさの穴を開けて、
仮蓋のネジを入れています。
切開して開いたりしていないので、糸で縫合する事もなく、15分程度で終わりました。
糸を取る事もないので、2週間後に上部構造の型を採る予定です。
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2017年8月9日 (水)
左上小臼歯を抜歯後5ヶ月待ってからのインプラント症例です。
通常抜歯して歯肉が塞がるのは2〜3ヶ月かかります。でも骨はまだ完全に治癒していません。
完全に抜歯窩が骨で埋め尽くされ治癒するのには5〜6ヶ月かかります。
しかし5、6ヶ月も待つと骨が痩せてインプラントを埋入するのには不利になります。
逆に抜歯後早期にインプラントを埋入すると、骨は痩せていないのですが、骨が出来ていないので
人工骨で骨の欠損部分を埋めないといけません。
今回の症例は抜歯後5ヶ月経っていたにも関わらず骨は痩せていませんでした。
なぜか?
歯周病や化膿していて、とことん我慢してひどくなってから抜歯した後は、
骨が吸収され大きく痩せてしまいます。
ところが、今回の症例のように虫歯だけの理由で抜歯した後は治りも早く、
骨の吸収も少なくて済みます。
と言うことは、
将来望みのない歯は、早めに抜いてインプラントにする方が得策です。
今回の症例は骨の厚みもあり、しっかりとした骨が出来ていたので、一回法のストローマン社製の
ティッシュレベルのインプラントを使用しました。
手術時間も麻酔から始めて、終了するまで40分程度で終わりました。
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