2017年2月8日 (水)
こんにちわ!歯周病ブログ担当の歯科医師 池崎です。
今週は一段と寒いようですね。みなさんも体調管理にお気をつけください。
では、前回の続きとなりますが、今回は、ブラッシングについてお話していきます。
ブラッシングとは、簡単に説明すると毎日の歯磨きという事になりますが、皆さんは鏡で自分自身の歯を見ながら磨いていますか?
洗面所の鏡で構いませんので、ブラッシングの前に、まず口を開けて歯を見てみてください。
どうでしょうか?
歯は何本ありましたか?
汚れが付いている箇所を発見できましたか?
話が少しそれますが、
以前、テレビ番組で美容家のIKKOさんが出演していて
「メイクをすること以前に、自分の顔を鏡で見て、いいところも悪いところも全部把握してなきゃダメ」
というお話をされていました。
目鼻や口の形、輪郭などを把握してると、自分の長所を強調し、欠点を隠すメイクが出来るようになる、というような内容でした。
普段、そんなに意識しなくても見える部分(顔)でもそうなんだ!
と思う反面、
普段は見えていない口腔内をちゃんと目で確認して、自分の歯並びや歯垢の付きやすい部分などをしっかりと把握してから歯磨きした方が、より効果的な歯磨きが出来るという部分が歯科に通じるものがあると思いました。
鏡を見て頂くと実感できると思いますが、やはり歯が多いと1分や2分ではまず磨ききれません。
後は、歯と歯の間に隙間があると更にそこに汚れが付くので、歯間ブラシやフロス(糸ようじを含む)など補助用具が必要になるのです。
磨くという事も大事なのですが、自分の歯の事をある程度でも理解出来ていないと
「歯をこういうふうに磨いて下さい」と伝えてもなかなかやる気にならないと思います。
まずは自分の歯を知ることから始めていって欲しいと思います。
では、本題に入ろうと思いましたが…ここまでで長くなってしまいましたので
次回part3で歯の磨き方の説明をしていきたいと思います。
カテゴリー: 歯周病治療