2016年12月22日 (木)
こんにちは、歯周病ブログ担当の歯科医師 池崎です。
いつも診療をしていて、ふと思うのですが・・・
皆さんは毎日の歯磨きを理解した上で磨いているのかが気になります。
初診時に口腔内をチェックし、検査をすると
ほとんどの方が磨き残しであったり、歯茎の腫れが見られます。
歯磨きがうまくいかない人の場合、
来院してもらって、こちらがいくら頑張って歯周病を治したいと思って
歯石除去などの治療をしても、なかなか改善しないという状態になってしまいます。
自分では一生懸命歯磨きをしているのですが、上手く磨けていない事が多いです。
そんな方には、歯科衛生士より歯磨きの正しい磨き方の指導もしています。
また歯ブラシだけでは無く、歯間ブラシ、糸ようじなどの使い方の指導もしています。
歯周病治療で大切なことは
ホームケア(お家でのブラッシング) + 歯科医院での歯周病治療
となります。
歯茎の中に歯石がついていてはブラッシングがうまく出来ませんし、
口腔内のスケーリング(歯石除去)を行ってもブラッシングが出来ていないと歯茎が引き締まってきません。
何よりブラッシングが出来ていないと歯茎が引き締まってこないので
歯茎の中の歯石が見えにくく、歯石を取りずらい口腔内の環境になってしまいます。
いわゆる負のループに陥ることで、治療期間も長くなりますし歯石除去もしにくくなります。
円滑に治療を進めていく為にもブラッシングは重要だと思います。
では、ブラッシング時に行っていることで、
どれが合ってて、どれが間違っているのかということが気になると思います。
それについては、次回「ブラッシング part 2」で書かせて頂きます。
カテゴリー: 歯周病治療