当院はスイスのストローマン社のインプラントを採用しております。ストローマンは世界の三大インプラントメーカーの1つで、世界で500万人以上の方がこれまでに治療を受けています。
※2015年現在
ストローマン社のインプラントの特徴は
手術が一回で済むため、患者様の負担が少なくて済むという点です(ケースにより二回法を選択することもあります)。また、ストローマン社のインプラントは独自のフィクスチャー表面「SLA」という性状により、インプラント体と骨の結合安定期間が比較的短いのも特徴です。患者様の骨の状態にもよりますが、フィクスチャー埋入後、約6週間で結合します。
現在のお口の状態、お悩み、ご希望などをお聞かせください。各種口腔内検査を行い、ご希望があればレントゲン撮影をさせていただいた上でインプラントにかかる期間や方法、費用などについてご説明いたします。
患者さんの全身状態の問診と口腔内の検査を行います。顎の骨の量と質を記録するため、口の中の型を取り、レントゲンを撮ります。
また、神経や血管の位置を把握するためCT撮影を行います。これらのデータを用いて、一人ひとりの患者さんに適した治療計画を立案します。
局部麻酔をかけ、歯肉を切開し、顎骨に穴を開けます。そしてそこにインプラント体を埋め込みます。その後インプラント体と骨が結合するまで、期間をおきます。
治癒期間は、インプラント体の種類、骨の健康状態、体調によって異なります。
インプラント部分の精密な型取りを行います。
患者さんに適したアバットメントのデザインを選択し、装着します。
アバットメントに適合し、患者さんの歯の形と色に合わせた人工歯を作ります。口腔内にぴったりと合うことを確認し、インプラント体の上に取り付けます。様々な材質の中から患者様の歯に合うものを選択いたします。
天然歯と同様に、よくお手入れしてください。毎食後、そして就寝前に優しく丁寧に歯磨きをしてください。歯ブラシは柔らかいものを使用し、定期的に交換してください。歯科医師による定期的なメインテナンスを受けてください。
インプラントは非常に有意な治療法ですが、全ての方に適用できるわけではありません。例えば、腎疾患などで血液透析を行っている方や急性上顎洞炎(耳鼻科疾患)の方、精神疾患のうち「統合失語症」「大うつ病」「人格障害」「妄想症」「醜貌恐怖」「心気神経症」などの方です。
一方で、一般的に禁忌症と言われている膠原病や多発性硬化症、筋無力症、骨粗しょう症、高血圧、また金属アレルギー以外のアレルギー、ペースメーカーをご使用の方などは、かかりつけ担当医と連携を取り、インプラント治療が可能なケースもあります。ぜひ一度、ご相談ください。