インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病にはなります。つまり、細菌や咬合力の影響でインプラントの周りの骨がなくなっていくことがあります。長期間インプラントを安定して使用して頂くために、定期的な健診、ケアを受けることが非常に重要です。
手術の前にしっかりと局所麻酔をするので痛くありません。
歯茎を切開、剥離し、骨にインプラントを埋入し、縫合しますので、確かに恐いと思われるかと思います。しかし、実際はそれほど腫れ、痛みはないことが多いですのでご安心ください。
ただし、骨を造る手術の場合は腫れ、痛みが少し出ますが、ほとんどが
一度痛み止めを飲めば抑えられる範囲です。どうしても恐怖感や緊張感が取れない方には静脈内鎮静法もご案内いたします。
基本的に上顎で3ヶ月、下顎で2ヶ月位ですが、骨を造る場合は4~6ヶ月要する場合もあり、症例によって変わってきます。
禁忌の症例もあります。インプラントの禁忌症の中でも病状により、かかりつけの先生と連携し、インプラント治療が可能なケースもあります。近年ではインプラント治療も進化していますので、是非一度南大阪ペリオインプラントクリニックにご相談ください。
ほとんどの症例では軽労働(事務など)ぐらいは可能です。ただし運動や、マッサージは腫れや術後出血の原因になりますのでご遠慮ください。
通常、インプラントが良好であれば違和感を感じることはありません。違和感を感じる場合は、インプラントに何か問題が起きている可能性があります。歯科医院でチェックしてもらいましょう。
インプラントは固定式ですから、入れ歯のような煩わしさはありません。しかし人工物が歯肉上皮を貫いているので、歯周病菌の攻撃に弱いのです。そのため、お口の中をいつも清潔にしていなくてはいけません。定期的に歯科衛生士による専門のクリーニングをおすすめします。
インプラントの手術を行ってから、顎の骨としっかり固定させるために2~3ヶ月間は様子を見なくてはいけませんが、それ以後は、ご自身の歯と同じ感覚で食事ができるようになります。しかし、埋入後もご自身の歯と同様、メンテナンスを心がけましょう。
当院では98%以上の方が10年以上もっています。長持ちするかどうかは、体質や口腔内の状態にも影響されますが、日頃のお手入れと歯科医院での定期的なクリーニングが欠かせません。歯のクリーニングは、歯やインプラントだけでなく、全身の健康にも効果があるのです。
治療当日や術後1~2日は多少の違和感があります。そしてインプラントに人工歯が取り付けられるまでは、仮歯でカバーしますが、不自由を伴うこともあります。長引くようであれば、歯科医院で調整してもらいましょう。インプラント治療後は、歯が不自由であったがゆえの生活上の制約から逆に開放されるでしょう。
インプラント手術により埋入する本数にもよりますが、ほとんどの場合、入院の必要はありません。手術後にインプラントが骨と結合するまでの期間を安静に過ごすことが大切です。
日本ではインプラント治療に保険はききません。
出来る限りのケアはさせていただきますが、可能なら、治療をされた歯医者でずっと手入れをすべきだと思います。当院では、「インプラント治療をした方のお手入れは、手術をした歯科医が死ぬまで責任を持って診るべきだ」と考えています。しかし、引越し等のやむを得ない事情もあります。当院でインプラント手術をされても、通えなくなる場合もあると思います。同じように、他の歯科医が手がけたインプラント治療のお手入れも、できるだけ当院でやっていきたいと思います。
妊娠初期と妊娠末期は、基本的に歯医者での治療はしない方がいいと言われています。しかし、妊娠の安定期であれば出来る歯科治療もあります。インプラント治療の手術は、妊娠する女性の年齢(比較的若いということ)を考えますと、大掛かりな手術ではありませんので、手術自体を行うことは問題ないと思います。しかし、手術前の検査の放射線や、精神的な負荷を考えると、妊娠時期以外に手術をされる事をおすすめします。
当院のインプラントは純チタン製です。チタンという金属は、金属アレルギーを非常に起こしにくいと言われています。かぶせる歯の材料も金属を使わない方法がありますのでご安心下さい。
・入れ歯が嫌いな方、または仕事やその他の事情で入れ歯が不都合な方
・歯が抜けた箇所を治療するために残っている歯を削られたくない方
・入れ歯をしていて、発音や発声に不便を感じている方
・総入れ歯が合わず、生活(食事など)にも支障をきたし、不快感を抱いている方
・歯周病などでたくさんの歯がなくなり、入れ歯を装着すると残っている歯に悪影響を及ぼすと考えられる方
骨の成長が止まる18歳位の年齢からであればインプラント治療を受けられます。全身疾患のため手術に耐えられない体の方は例外ですが、高齢者でもインプラント手術を行うことが可能です。
ブリッジや入れ歯の場合、バネや留め金が付いている為、口を大きく開けるとそれらが見えてしまってわかるかもしれません。インプラントの場合、もちろんバネや留め金はありませんし、見た目には何ら自然の歯と見分けがつかない出来栄えになります。
歯が何本抜けていてもインプラント治療は可能です。極論ですが、歯が全くなくてもインプラント治療を受けることができます。